国際ソロプチミストについて

 国際ソロプチミスト Soroptimist International )は1921年にカリフォルニア州オークランドで発足しました。現在では世界128カ国・3000クラブ、延べ95000名が加盟しており、本部はイギリスのケンブリッジにあります。「女性と女児が、自分たちの個々の、そして女性と女児全体としての潜在能力を発揮し、憧れを実現し、世界中での力強く平和な地域社会の創出に平等な発言権を持つ」ことを目的とし、教育、エンパワーメント、能力提供の機会を通じて、女性と女児の生活と地位を変えるために活動しています。

 現在、国際ソロプチミストはヨーロッパ連盟、グレートブリテン&アイルランド連盟、サウス・イースト・アジア・パシフィック連盟、アフリカ連盟、アメリカ連盟、の5つの連盟で構成され、日本にあるクラブはアメリカ連盟Soroptimist International of the Americas)に属して連盟の地域で共に活動しています。

 日本にある国際ソロプチミストのクラブは北リジョン、東リジョン、中央リジョン、西リジョン、南リジョンの5つのリジョンに分かれて活動しています。国際ソロプチミスト奈良は国際ソロプチミスト日本中央リジョン に属してリジョンの地域で共に活動しています。

 また、日本のソロプチミスト会員により、日本におけるソロプチミストの奉仕の活動を継続・発展するため、1979年3月24日に厚生省(現厚生労働省)を主務官庁とする民法上の公益法人としてソロプチミスト日本財団が誕生しました。その後、平成の法人制度改革において、内閣総理大臣より公益認定を得て、2012年3月1日に内閣府を行政庁とする公益財団法人ソロプチミスト日本財団となりました。ソロプチミスト精神に則り、さまざまな奉仕活動に対する援助や協力を日本のソロプチミストが共に行うことにより、より豊かな生活を実現し、国際相互理解の促進に寄与することを目的に、顕彰事業や援助事業などを実施しています。